パラリンピック 陸上400m車いす佐藤友祈選手 銀メダル！！

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リオデジャネイロパラリンピック、陸上男子４００メートル車いすのクラスで、佐藤友祈選手が銀メダルを獲得しました。佐藤選手は競技歴がわずか３年半、原動力となったのはロンドン大会、金メダリストの存在でした。
２７歳の佐藤選手は、６年前、病気の影響で両足が動かなくなり、そこから２年間、人生を悲観し、家にこもる生活を続けていました。転機となったのは４年前のロンドンパラリンピックでした。この種目で、アメリカのレイモンド・マーティン選手が金メダルを獲得したレースを偶然、テレビで見て衝撃を受け、競技を始めました。佐藤選手は多いときには月に３００キロ近い距離を走り込むなど厳しい練習を積んで急速に力をつけ、マーティン選手が出場しなかった去年の世界選手権で優勝しました。そして、リオデジャネイロパラリンピックでは、１３日、男子４００メートルの車いすのクラスの決勝で、目標にしてきたマーティン選手と初めて一緒のレースに臨むことになりました。佐藤選手は、スタート直後、マーティン選手の加速についていけず遅れましたが、「自信があった」という中盤からスピードをあげ、最後の直線で、ただ１人前を行くマーティン選手の背中を必死に追いかけました。しかし、最後まで追いつくことはできず５８秒８８で銀メダルとなりました。決勝のあと、佐藤選手は「目標は倒さないと意味がない。４００メートルで勝つのは次の東京大会までおあずけだが、リベンジを果たせるように頑張りたい」と雪辱を誓っていました。一方、大会２連覇を果たしたマーティン選手は、佐藤選手について、「彼をアシストすることができてよかった。すごい選手だし、次に対戦できるのを楽しみにしている」と話していました。

惜しくも銀メダルですが、次のオリンピックに繋げられる結果だと思います。
銀メダルおめでとうございます！！

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