パラリンピック 「ボッチャ」日本初メダル銀以上確定!!

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パラリンピックでボッチャと言う競技をご存知でしょうか?
【ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案された
スポーツで、パラリンピックの正式種目です。
 ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、
他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
 障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使い、自分の意思を介助者に伝えることが
できれば参加できます。 競技は男女の区別なくのクラスに別れて行われ、個人戦団体戦(2対2のペア戦と3対3
のチーム戦)があります。
 障害の程度によりクラスが分かれており、同じクラスの選手どうしが対戦します。クラスはBC1、BC2、BC3、BC4、
オープンの5つで、オープン以外の4クラスがパラリンピック等の国際大会対象クラスです。】

(引用URL:http://japan-boccia.net/how_to_boccia.html

そのボッチャ競技に日本が初のメダル確定です!日本時間12日、リオデジャネイロパラリンピックのボッチャのチーム戦で準決勝に勝ち、初のメダル獲得を決めた日本代表。主将の杉村英孝選手(34)は万感の思いを口にした。国内の競技人口はわずか数百人。選手らは「健常者も含めて多くの人に魅力を知ってほしい」と願う。

 電動車椅子に乗った広瀬隆喜選手(32)が、鋭い目つきで約10メートル先に転がる「目標」の白球をにらむ。左手で握った赤い球を下から放ると、対戦相手の青い球の間をすり抜け、白球のすぐそばで止まった。息をのんで見守っていた観客の大歓声が響く。広瀬選手は左手を振り上げ、何度も雄たけびをあげた。

 ボッチャは運動機能に重い障害のある人でもプレーできるように考案されたスポーツだ。赤と青の球を投げたり転がしたりして、目当てとなる白球にどれだけ近づけるかを競う。カーリングに近く、正確に投げる技術に加えて、戦術や駆け引きも重要になる。

 準々決勝で日本は中国相手に終盤3点差を追いつかれたが、延長戦で広瀬選手が難しいコースにピタリと決め、熱戦を制した。2時間後の準決勝・ポルトガル戦では中盤に一挙に4点を奪うとそのまま逃げ切り「銀」以上を確定させた。

 今大会では団体戦のメダル獲得に照準を絞り、チーム全体で強化に励んできた。「うれしいです。やってきたことが報われた」。試合直後、杉村選手は目を潤ませた。主将として戦況を見極め、広瀬選手らに冷静に指示を出し続けた。

 競技のことを話しても「知っている人はほぼいない」。それでも「障害者スポーツではなく、健常者もできるスポーツとして普及させたい」との思いは強い。13日の決勝は前回王者のタイと対戦する。強敵だが「胸を借りるつもりで全てをぶつけたい」と意気込む。

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