メダル獲得ラッシュの裏側で悔しがる選手達

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近藤は銅メダルをかけてインタビューに応じ。五輪初出場、21歳でのメダル獲得にも「柔道は金メダルが必須なので情けないです」と悔しさをにじませた。

男子フルーレ個人が行われ、日本勢初の金メダルを狙う第1シードの太田雄貴がまさかの初戦敗退。試合後に現役引退の意向を表明した。
アテネで初出場し、北京で個人、ロンドンで団体の銀メダルを獲得した。ロンドン五輪後に一度は競技から離れたが、東京五輪の招致活動などを経て五輪の持つ重みを再確認。1年以上の休養を経て復帰し、昨年の世界選手権では日本人選手初の金メダルを獲得した。
「全部僕のミス。支えてくれた人全てに申し訳ない気持ちでいっぱい。五輪に対する覚悟がロンドンや北京に比べて弱かった気がしている。(相手選手の)研究面で浅かった。これで未練なく現役を退けるかな、というくらいすっきりしている。」と語った。

まだ結果は出ていませんが、男子体操で内村がマットにたたきつけられた。得点源だった5種目の鉄棒。E難度の離れ技ながら王者にとってはリスクの低い「屈身コバチ」で落下し、まさかの14・300点。種目別決勝への進出も逃してしまった。「過信があった。本番でミスのない演技をするのは難しいと改めて思った。調子も悪くなく集中していたから、鉄棒のミスは悔しかった」。過去五輪2大会で計5個のメダルを手にした男でも、4年に1度の舞台で完璧を実現するのは難しかった。
1種目のあん馬に伏線があった。試合会場の空調の影響か「手が乾燥していて(滑って)危ないな」。注意深く演技し、落下せず14・966点。そして鉄棒で再び危険の予兆を敏感に感じ取った。「バーが滑る感じがして、普段より力をセーブして回った」。皮肉にも、これが逆に落下につながった。慎重に技にトライするあまり、離れ技で鉄棒をつかむ感覚が微妙にずれた。常人離れした繊細さゆえのミス。「いつもでは落下しないところ」と悔やんだ。

個人での初のメダル獲得を狙った日本のエース、石川佳純が初戦でキム・ソンイにフルゲームの末に敗れる波乱があった。2ゲームを先行したが、カット主戦型の相手に粘られ、3―2から第6、第7ゲームを奪われた。
第7ゲームもリードを許す展開。ゲームカウント4−7と3点リードされた場面では、石川が右足の痛みを訴え試合が中断。10分間の治療タイムを要求したもののが認められず試合が続行された。顔をゆがめながら巻き返しを狙ったが8−11で落とし、初戦で姿を消した。試合後は「リードを守り切れなくてすごく悔しい。自分のプレーが守りに入ってしまったのが残念」と無念の表情を浮かべた。

オリンピックでメダル獲得もあれば悔し涙をのむ選手もいる・・・。

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!