なんの為のオリンピックなのだろうか・・・

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ちょっと前にもロシアの薬物問題の話を取り上げましたが、とある記事での引用です。

スポーツが「地政学的圧力の道具」とされており、「五輪運動は再び分裂の瀬戸際に立つかもしれない」と主張。米国などの反ドーピング機関がロシアのリオ五輪出場停止を訴えていることについては、「一国の組織が世界のスポーツ界に意思を押しつけている」とし、今回の調査報告の背後には米国の存在があるとの考えをにじませた。

とのコメントをしています。そもそもオリンピックの定義にはふさわしくない文章が沢山連ねています。

「オリンピック・ムーブメントの目的は、いかなる差別をも伴うことなく、友情、連帯、フェアプレーの精神をもって相互に理解しあうオリンピック精神に基づいて行なわれるスポーツを通して青少年を教育することにより、平和でよりよい世界をつくることに貢献することにある。」

これはオリンピックの根本原理の一つです。なんかもう照らし合わせるとメチャクチャですwそもそもアスリートからしたら迷惑な話にしか過ぎない。政治家達の勘違いで振り回された結果のような気が・・・。

今日本も東京五輪で色々と計画が進んでいるので身近な話ですが、本当に今のオリンピックは金かけまくり大会です。豪勢にしまくってスポンサー契約も税金もバンバン使いまくってます。国を上げての一大事だというのは分かりますが、現実的に見て日本の貧困問題は止まりません。もちろんこの事は日本限った事ではありません。どの国でも当てはまる事だと思います。

「オリンピズムは、肉体と意志と知性の資質を高揚させ、均衡のとれた全人のなかにこれを結合させることを目ざす人生哲学である。オリンピズムが求めるのは、文化や教育とスポーツを一体にし、努力のうちに見出されるよろこび、よい手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などをもとにした生き方の創造である。」

これもオリンピックの根本原理です。オリンピックによって経済効果は上がると思いますが・・・。どうせ、いつぞやかの政策同様一部の方だけなんでしょうね。

なんで世界が絡むと純粋にスポーツだけの祭典にはならないのか・・・。世界という大きなくくりで見る人間は非常につまらないけど、スポーツで偉大な成績を残すアスリートのドラマは凄く面白いのにね。

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!