マイナー競技五輪選手達の厳しい環境

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資金面での支援が得られず僧侶や鉄道員などの日本代表出場者が目立つマイナー競技。
カヌー・スラロームカヤックシングル代表の矢沢一輝選手は長野にある善光寺の僧侶でもある。日の出と共に起き、15時までは寺の修行や業務をする。その後はカヌーの練習で長野の犀川に向かいカヌーの練習をする。練習時間は1時間半と限られる。

何故、彼が競技一筋ではいけないのか・・・「引退後のセカンドキャリアが不安になった」という事。カヌーの日本代表でカヌーだけをやっていたら生計が立てられないと言う。競技生活をサポートしてくれた長野県カヌー協会の小山健英会長が善光寺近くの寺の住職だった。「小山さんのように、いつかは困った選手を助けられる人になりたい」本人が体験した苦しみがあるからこその発言だと思います。

リオ五輪には昨年のリオへの出場権を9月の世界選手権で得る。妹の亜紀選手も出場をする為、
「行くからには、勝ちに行きたい」とメダル獲得を兄妹で挑む。

確かに引退後のマイナー競技の選手は大変そうです。メジャー競技の方ならそれからの活躍は有りますが、マイナー競技の方はその後も大変そうです。「日本代表」としての経歴があるからといってその後はあまり保証はされないのもちょっと悲しいです。解決が難しい理由も何となく分かるので、まずはメダル獲得が第一歩ですね。

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!