ボクシング内山がまさかの3KO

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WBA世界スーパーフェザー級王座統一戦12回戦。内山高志選手がジェスレル・コラレス選手と対戦。

開始と同時に内山選手を猛スピードに狙うジェスレル・コラレス選手。内山選手が立て直そうとした瞬間右のスイッチが入る。右に立て直すと今度は左に入る。まさに相手は内山選手の裏をつき追い詰める。

2回相手のパンチに合わせて右のパンチを相手は左の強烈なカウンターが炸裂し、内山はダウンしてしまう。この後も相手のペースが続き内山選手は1度目のダウンを返すように飛び出すがそれも裏目に出てエルボ―を受け相手にもたれるように2度目のダウン。最後は左ストレートでダウン。3ノックダウンでKO負けをしてしまう。

内山選手は試合後の取材で「完全なKO負け。見た目以上に(パンチが)入りました」と淡々と語る。そして36歳と言う年齢から進退の話が出たが、「まだまだ防衛するつもりだったので何とも言えない」「今はよく分からない。負けたんで」と漏らす。
この試合で一番の裏目は「インビシブレ」という異名をもつジェスレル・コラレス選手がいきなり前に出てきた事。「動きがつかみづらかった。もらったパンチは見えなかった」と明かした。

■内山 高志(うちやま・たかし)1979年(昭54)11月10日、埼玉県春日部市生まれの36歳。埼玉・花咲徳栄高でボクシングを始め、拓大4年から全日本選手権ライト級3連覇。05年7月プロデビュー。07年9月に東洋太平洋スーパーフェザー級王座獲得(防衛5回)。10年1月にファン・カルロス・サルガド(メキシコ)に12回TKO勝ちし、WBA世界同級王座獲得。身長1メートル72・5、リーチ1メートル80の右ボクサーファイター。

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