アーチェリー山本選手 東京五輪に向け手術へ

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アーチェリー日本代表といえば誰もが山本博選手を口にすると思います。2004年のアテネオリンピックでは銀メダル獲得。日本のアーチェリーを世界に名を轟かせた山本選手ですが、3月の検査で右肩腱板にある棘上筋が断裂している事が判明し13日には手術をする事を決めました。手術をせずに局所ステロイドを注入しながら競技を続けることが出来るのですが、山本は手術を選択をした。

この断裂する症状はプロ野球の投手に多い症状であり、アーチェリーの選手がなる事は異例らしいです。「08年ごろから右肩に痛みがありましたが、首のヘルニアの影響だと思っていました。筋断裂なんて考えてもいませんでした」とコメントする。確かに競技生活40年間続けてきた山本選手は知らぬ間に筋を痛めていたと思います。

「若い一線級の選手たちといい試合をしているのに、なぜか終盤に的中精度が落ちる。右肩が緩く、ピシッとしない感じでした」と症状が発覚する前に思い当たるところがあったみたいです。

そして手術を決断した山本選手は「肩関節がくっつけば以前に戻れる予感があるし、手術して完璧に治してプレーした方がメンタル面でもプラスになる。20年東京五輪で金メダルという目標もありますから」と完璧な態勢で東京オリンピック日本代表に向けて意気込む。「全日本は17歳から36回連続出場中ですから、欠場は考えられない。普通なら無理かもしれませんが、人間の体はやる気次第で全然違います。リオが終わってみんなが東京に向く。そのスタートラインに若者と立ちたいんです」と東京オリンピックへの悲願の金メダル獲得に向けて既に準備をしている。その為の「黄金の右腕」の完全復活が必要と山本選手は考えているのかもしれません。

東京オリンピックは2020年開催するとき山本選手は56歳です。日本代表ですが、僕は三国志に出てくる、弓の名手である老兵「黄忠」を思い出させる貫禄を感じさせます。応援してます!

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