結果だけが全てでは無いと彼らが教えてくれました。

今日の梶原吉広おススメニュースはこちら!

第88回選抜高校野球大会で僕の記事にも取り上げた釜石。小豆島戦の後、2回戦の滋賀学園に敗れた。しかし彼らは試合だけでなくその他でも感動を与えてくれました。

彼らは取材にきた記者たちに対して他の学校とは違いベンチ入りのメンバーが背番号順に整列し、更にベンチ外の選手も入口付近に整列し出迎える。しかも50人以上の記者に一人一人に「おはようございます」と元気よく挨拶をする。取材後にも「ありがとございました」とお辞儀をする。清々しい印象を与えてくれた。

またベンチ入りをしていない5人に対して「この子たちが本当に大事になる」と気にかけた佐々木偉彦監督。しかし5人はベンチ入りができなかった悔しさを胸にしまいサポートに徹する姿がそこにあった。

そして彼らはどんな事があっても一切ガッツポーズをしない。それは「相手チームに敬意を払うため」という理由だ。試合後には自軍側のアルプス席だけでなく反対側のアルプス席、内野席にも頭を下げた。彼らは小学生の時に東日本大震災で苦労や困難を乗り越えて立っている。だが甲子園で堂々と戦い、清々しい感謝と言う振る舞う姿勢を日本中に感動を与えてくれた。

春の選抜高校野球大会に彼らの姿勢は深く印象に残した。この春の経験を夏の甲子園に向けて彼らはどう活かすのか、僕は期待します。

また選手だけでなく、釜石のたった一人のマネジャー藤井慧子さん(高3)も清々しい姿勢に周りから注目されています。滋賀学園の試合後に彼女はこう呟く「またここに戻ってきたいなあ」と語る。また「まだ復興は全然進んでいない。甲子園をきっかけに、町が盛り上がってほしい」と願う姿を見せた。

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!