選抜高校野球 釜石、小豆島の対決

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大会二日目の21日は第1試合は岩手の釜石と香川の小豆島との21世紀枠同士の対決が行われました。試合は接戦をでお互いに譲らずという感じでしたが、先制を取ったのは釜石の三回1死三塁で佐々木航が中前打を放って1点。更に8回にも同じく中前打で出塁し2点目を獲得。小豆島は左腕の長谷川が投げ続けるも打線が不調が続く。9回の失策にて1点を獲得するが追いつけなかった。

結果は2−1で釜石に軍配が上がった。そして釜石の投手岩間は今試合で直球とスライダーで打たせて取るという好調なプレーを見せて完投をする。釜石の佐々木監督も「岩間はあまり点を取られないイメージなので安心して見ていた。子どもたちに心からおめでとうと言いたい。」とコメントをする。

対戦相手の小豆島、杉吉勇輝監督は「釜石の岩間君は思ったよりコントロールも良く、翻弄された。相手打線もしぶとかった。八回の1失点が痛かった。」と悔やむコメントをする。

また今回もう一人勝利に貢献した佐々木航は東日本大震災で自宅が全壊した。一度「野球はお金がかかる。お母さんを困らせたくなかった。」と野球ではなくバトミントン部に入部をするも思いを捨てられず野球部に転部をした。大震災を乗り越えての1勝を見事に掴みました。

今回の21世紀枠の選手たちの熱い思い同士がぶつかった試合だと感じました。そして選手一人一人の思いが凄く感じられた試合だったと思います。
釜石は25日に滋賀学園との対戦が決まっている。この試合もどんな高校球児たちのドラマが繰り広げられるのか非常に楽しみです。やっぱり彼らの頑張りのおかげでスポーツ情報も凄く明るくなりますね。


以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!