三沢商業

高校野球青森大会。決勝戦で三沢商業が八戸学院光星を2−1で下し、29年ぶりの甲子園出場を決めました。青森県の公立高校が夏の代表になるのは19年ぶりだそうです。三回表に八戸学院光星が先制しましたが、三沢商業は粘り強い守りで追加点を与えず0のまま試合が進みました。そして8回に1点を返し試合を振り出しに。
延長12回裏、三沢商は2アウトながら、ランナー一塁、三塁のチャンスを作り出します。八戸学院光星バッテリーは2球で追い込むが、誘い玉を2球続けて見逃されカウント2-2。 低めに落とす変化球でバッターを空振り三振に仕留め、ピンチは脱したかに見えましたが、これをキャッチャーが捕逸。三塁ランナーがホームへ頭から突っ込み、三沢商業に1点が追加され、決着がつきました。
これなんですよ!高校野球の魅力の一つが。負けてしまった八戸学院光星は本当に悔しい思いでいっぱいだとは思いますが、誰が悪いとか、そういうことじゃないと思うんです。暑い中みんな限界を迎えながら必死に球を追いかけてるんです。こういう結末になるのも仕方がないと思うんです。でも、これで、勝った方の学生も、負けてしまった方の学生も大きく成長できると思います。本当に高校野球にはドラマがあります。