不公平な判定

31日に日本の武道館で行われた第16回世界剣道選手権大会団体戦決勝の日本―韓国戦で、韓国が「日系主審の不公平な判定によって負けた」と韓国のスポーツソウルが報じた。
2006年の13回大会以来の優勝を目指した韓国チームは、先鋒のチャン・マンオク選手が竹ノ内佑也に面を奪われて敗北したが、次鋒のチョ・ジンヨンが勝見洋介に連続で面を奪い勝利。だが、中堅のパク・ビョンフンは正代正博に籠手を奪われて敗北、副将ユ・ジェミンと主将のイ・ガンホはともに引き分けとなり、1−2で準優勝となりました。
この試合について「理解できない判定が横行した」と激しく批判。特に、中堅戦について「パクが正代の頭を正確に撃ったが、審判は旗を上げなかった」としたほか、副将戦と主将戦についても「ユ・ジェミンもイ・ガンホも相手を撃っているにもかかわらずポイントを認められず、苦戦した」と非難。さらに、その2日前に行われた男子個人戦の準決勝の判定にもチャン・マンオクが「面を認められずに、3位にとどまった」と不満を爆発させました。
韓国男子団体チームは敗北後、不合理な判定に涙にくれましたが、選手からは「3年後の仁川(大会)では、韓国が必ず優勝する」と地元大会でのリベンジを誓う声も聞かれたそうです。
スポーツにおいて審判は絶対なので、文句をつけること自体が無駄なことのような感じがしていしまいます…。ビデオ判定ができるようなシステムになっていれば話は別ですが、審判も判断が出来るくらい綺麗に技を決める、というのも実力のうちなんじゃないかなぁ。負けて文句を言うのって、それこそスポーツマンらしくないですよね。
オリンピックみたいな大きな大会でそういう揉め事があまり起きないといいですね。