稀勢の里の名前が石碑に刻まれる

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大相撲で、ことし1月に72代横綱に昇進した稀勢の里のしこ名を、歴代横綱の名前が刻まれた石碑に新たに加える式典が東京の富岡八幡宮で本人も出席して行われました。

東京・江東区富岡八幡宮は、江戸時代から境内で年二場所の勧進相撲が行われるなど現在の大相撲へとつながるゆかりの地で、境内に明治33年に建立された「横綱力士碑」には歴代のすべての横綱のしこ名が刻まれています。

ことし1月の初場所で初優勝を果たし、72代横綱に昇進した稀勢の里もしこ名が刻まれることになり、9日、日本相撲協会八角理事長など関係者とともに神社を訪れました。

式典では稀勢の里がみずからノミを握り、引き締まった表情で石碑にしこ名を刻む最後の仕上げを行いました。そして、境内で横綱土俵入りを披露し、集まったおよそ3000人の相撲ファンなどから「よいしょ」と声が掛けられていました。

稀勢の里は先月の夏場所は左腕や左胸のけがの影響で途中休場し、現在は来月の名古屋場所に向けてゴムのチューブやダンベルを使ったトレーニングで筋力強化に取り組んでいます。

式典を終えた稀勢の里は「光栄なこと。横綱として、ふだんの態度から見本となる力士になりたい。いちばんは相撲を充実させることなので、しっかりと努力したい」と話していました。そして、「今は名古屋場所に向けて必死にやっている。しっかり15日間戦える体を作っていきたい」と意気込みを話しました。

怪我の心配がありますが、これで横綱としての更なる意気込みが出てきたと思います。日本人力士の横綱として皆が期待しています。頑張って下さい!!

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