村田諒太選手 現役か引退か

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プロボクシングWBA世界ミドル級2位の村田諒太(31)=帝拳=が22日、現役続行に前向きな姿勢を示した。アッサン・エンダム(33)=フランス=との王座決定戦(20日)で1―2の判定負け。この日、都内のジムで完全燃焼していないか問われ、「そうですね」と答えた。帝拳ジム本田明彦会長(69)は、試合直後に否定的だった再戦を選択肢の一つとすると明言した。

 世界初挑戦の激闘、まさかの判定負けから2日。村田はあいさつのために都内のジムに姿を見せた。注目の進退については、改めてしばらく休養して考えると明かした。ただ、完全燃焼したわけではない。金メダルを獲得した12年ロンドン五輪後の心境と比較すると「違う」と明言した。「ロンドンの時は『もういいや』という感じだった。ある意味、一番いい勝ち逃げのタイミングだった」と振り返った。

 重ねて「もういいや」という気持ちではないですね?と問われると「そうですね。それはあります」と認め、現役続行に前向きな姿勢を示した。不可解な判定は国内だけでなく海外にも波紋を広げたが、村田は「ネガティブに捉えていない」という。「ボクシングの深さも教えられた。判定について(あれこれ)言われるのも、なかなか経験できない。人間的な成長になっている。味わい深い人生を送らせてもらっている」と引きずっていない。エンダムを追いつめ、「世界レベルの戦いをする上で引けを取らないと思った。一つ自信になった」と成長を実感した。

 帝拳ジムの本田会長は「村田がやりたいと言うのならサポートしたい」とバックアップする意向を示した。WBAは調整試合を挟まないダイレクトリマッチの実現へ動いているが、正式な通知はまだ届いていないという。また、WBCとWBOの会長から「次はうちでやってくれと言われた」と個人的に連絡があった事実を明かした。団体としての要請ではないが、ゴロフキン(カザフスタン)やサンダース(英国)といったミドル級王者が君臨する他団体からのオファーは、村田の実力が評価された証しだ。その上で本田会長は「村田の気持ちが落ち着いたら話し合って、(現役を)やるのなら選択肢の一つとして(WBAで)再戦を考えたい」と述べた。

 村田は進退を決断する時期について明言を避けたものの「次の試合が(仮に)WBAのリマッチになったとしたら、何か月も先に『現役続行』もしくは『辞める』と言うと迷惑がかかる」とも語った。心と体を休め、必要以上に長引かせず、進退を表明することになりそうだ。

スポーツも時代が流れていますね。ここ最近日本のスポーツ界を引っ張て来た選手達が引退する中、継続して続ける選手もいる。現役か引退かの選択はどちらも間違ってはいないと思う。続けて欲しい気持ちもあるけど本人の決意を尊重したいですね。

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!