パラリンピック 日本最年長選手は「バタフライ・マダム」

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7日開幕の南米初開催のリオデジャネイロパラリンピック日本選手団は各競技で最終調整に努めている。その中でも選手団最年長の68歳、卓球女子シングルス(車いす5)の別所キミヱ選手(兵庫県障害者スポーツ交流館)は異彩を放つ。4日には現地で練習を公開し「スポーツに年齢制限はない。いくつになっても挑戦する姿を見てもらいたいし、若い選手をやっつけたい」と笑顔で元気な姿をアピールした。

 4大会連続出場となる。ここ2大会はともに5位で目標は悲願のメダルだ。車いすや髪にチョウや花の飾りをつけた個性的な装いがトレードマーク。得意技の強い回転をかけた山なりのショットをネット際に落とすと「よし!」とガッツポーズを繰り返す。「大好きなチョウがひらひらと舞うように球を操って攻めたい」と冗舌だった。

 病気を患い、40代で車いす生活を余儀なくされたが、卓球との出会いで「人生が変わった」と言う。会場では苦労を知っている外国選手が「レジェンド」「バタフライ・マダム」と呼んで敬意を表し、次々と握手を求める場面があった。

今大会は指先のネイルもリオ仕様で日の丸やブラジル国旗、情熱の赤を華やかに彩った。「勝負ネイル」で気合を入れ「おしゃれはいくつになっても大事。自分と同じような世代に勇気を与えたい」といたずらっぽく笑った。

ネーミングがなんかカッコイイ。バタフライ・マダムってなんか響きが良いですね。
ロンドンパラリンでは成績を残せなかった卓球ですがオリンピック同様に沢山のドラマが生まれる事を期待します。

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!