でも頑張った気持ちは伝わります。

今日の梶原吉広おススメニュースはこちら!

リオ五輪レスリング女子フリースタイル53キロ級・決勝」18日のカリオカアリーナで
吉田沙保里が、決勝でヘレン・マルーリス(米国)に1−4の判定で敗れ、58キロ級の伊調馨に続く五輪4大会連続の金メダルにはならなかった。

全く危なげない試合運びで決勝戦まで駒を進めた吉田。決勝戦の対戦したマルーリスは今大会、吉田の最大のライバルと目されていたソフィア・マットソンを、準決勝で破っていた。アグレッシブな戦い方に定評がある選手だ。

金メダルをめぐる試合は、厳しいものだった。序盤では吉田が1点を先取するが、その後はお互いに得点を重ねることができず、1−0のままで第1ピリオドが終了。ここから得点を追加したい吉田だったが、第2ピリオド序盤で相手にバックを取られ、1−2で逆転を許す。試合が残り1分となったところで、さらに相手に点を追加され、1−4に。吉田はその後も攻め続けるが得点につながらず、1−4で敗戦した。

「たくさんの方に応援していただいたのに、銀メダルに終わってしまって……申し訳ないです。日本選手の主将として金メダルを取らないといけないところだったのに……ごめんなさい。自分の気持ちが、最後は勝てるだろうって思ったんですけど、取り返しのつかないことになってしまって……」

「最後の最後で銀メダルで終わると思っていなかったです。悔しいです。たくさんの方に応援していただいて、本当にありがとうございました。(ロンドン五輪以降は)『打倒・吉田』でみんなが来るのがわかっていたんですけど、本当に最後の最後で落とし穴にはまると思っていなかったので……」

「本当に、レスリングやっていて幸せです」

インタビュー中、唯一笑顔が見えたのは2014年に亡くなった父・栄勝さんに話が及んだときだった。
「父のいない五輪は初めてだったんですけど、助けてくれるかなってどこかで思ったのが間違いかなって。でも最後の最後まで応援してくれていたと思うので、そこは信じて戦うことができました。お父さん、私をここまで育ててくれてありがとうと言いたいです」

確かに金メダルは残念でしたが、それでも誰がなんと言おうと「頑張った!ありがとう」って言いたい。東京オリンピックでの活躍を期待します!

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!