ちょっと気になる。持ち帰った甲子園の土の行方

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僕の友人に甲子園に行った方が2人いたので「やっぱり土って持って帰った?」等と気になる意見を聞いてみた。
一人は「気が付いたら無くなっていた」ともう一人は「家の庭に何となく巻いた」でした。う〜ん・・・ドラマや漫画のようにならないあっけない甲子園の土の末路。でも実際社会人になって家に帰宅すると土が目の前にあるのもちょっとって感じですよね。

プロになった元球児は今、「土」をどうしているのか、ロッテの選手に聞いてみた記事があります。

保管していない選手が多かった。「試合の映像が思い出として残るから」、「欲しいと思わないから持ち帰らなかった」など理由はさまざまだ。報徳学園で02年春に優勝し、同年夏も連続出場した大谷も土を持ち帰らなかったという。「プロは実力の世界。(甲子園は)過去の栄光なので」と、こだわらない理由を明かした。上を目指す選手にとって、聖地はまだまだ通過点だ。

 印象的だったのは、ベンチ外の部員にあげたという答えが多いこと。日大三のエースとして09年夏に出場した関谷は「ベンチに入っていない同級生に分けた。練習からずっとサポートしてくれたので感謝している」という。手元には残っていない。最後の試合は東北との2回戦。2―2の8回の打席でスクイズを失敗し、9回の投球で失点して敗れた。「後悔はないけど、自分のミスで負けた悔しさはある」と関谷。土は残っていなくても、思い出は残っている。

 控え部員に土を贈るという話を聞き、もう一つ高校野球を象徴する場面を思い出した。勝ったチームが校歌を歌ってグラウンドに一礼した後、スタンドへ走りだす瞬間だ。一番うれしそうに見える。応援席の仲間と勝利を分かち合う時に喜びが爆発するのだろう。

甲子園に行った友人は昔を語るとどこか誇らしげでした。土が無くても思い出は生きてるって事なんだろうな・・・。

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!