錦織選手 初戦突破!

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初戦相手選手のグロートは4年前にサーブの世界最速記録となる時速263キロをマーク。過去の成績は錦織の1戦1勝で、昨年8月のシティ・オープン準々決勝でストレート勝ちした。

しかし、今回は男子シングルス1回戦で、世界ランキング6位で第5シードの錦織圭選手が世界124位のサミュエル・グロート選手を6―4、6―3、7―5のストレートで下し、5年連続の初戦突破を果たすことができました。

第1セットはグロート選手の強烈なサーブに手を焼きながらも、第5ゲームで錦織がブレークし6―4で先取。第2セットは錦織のブレークから始まったが、第2ゲームをブレークバックされ五分に。第5ゲーム、9ゲームも錦織がブレークし、6―3で連取した。

第2セット後にメディカルタイムアウトを取り、不安を抱える左脇腹を中心にマッサージを受けたが、その影響を感じさせず、結局3セットを連取してストレート勝ち。グロートのサーブに手こずる場面も見られたが、ストローク戦になれば錦織の敵ではなかった。
ただ、前哨戦のゲリー・ウェバー・オープンで痛めた左脇腹は完治しておらず、全体的には好調とは言えない出来だった。錦織も「まだ少し痛みがある。痛みと闘いながらのウィンブルドンになる」と慎重な姿勢を崩さなかった。

2回戦はジュリアン・ベネトー選手(フランス)と対戦する。