マジッすか?キリン杯決勝での逆転負け

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バヒド・ハリルホジッチ監督の母国であるボスニア・ヘルツェゴビナに敗退。試合は日本の清武弘嗣選手が先制点を挙げた。しかし後半から守備が狂い始める。気が付くと2失点の逆転負け。

優勝を決めて歓喜のダンスを踊る母国ボスニア・ヘルツェゴビナの選手達を横目に、ハリルホジッチ監督は立ち尽くしていた。故障を抱える本田選手、香川選手の二枚看板を欠く中、清武選手のゴールで先制したが、技術、パワーの差を見せつけられて逆転負け。欧州組を招集した試合では就任から14戦目で初黒星を喫し「がっかりしているし、怒ってもいる。私は負けたら病気になるので、病気になってしまった。何人かの選手は既に頭の中がバカンスだったのではないか」と語気を荒らげた。

この試合で日本の弱点が浮き彫りになったのは確かです。守備面の問題です。先制した1分後の前半29分、クロスボールに吉田選手が対応できずに折り返されて失点。試合直前のミーティングで指揮官は「得点後の5分は気をつけよう」と注意していたが、効果はなかった。後半21分には警戒していたFKを起点とされた攻撃から失点。2失点に絡んだ吉田選手は「一瞬の詰めのところ。対応を改善しないといけない」と語る。

ハリル監督にとってボスニア・ヘルツェゴビナは生まれ育った故郷。95年にフランス国籍を取得しているが、ボスニア紛争を経験するなど厳しい時代を過ごした母国への思いは強い。トルシエジーコザッケローニ各氏の歴代日本代表監督は母国との対戦に2分け4敗(PK負けは引き分け扱い)と一度も勝っていなかったが、ハリルホジッチ監督も母国に屈して初タイトルを逃した。「負けは大嫌いだが、受け入れないといけない。日本はバカ正直。もっとずる賢くなる必要がある。良いレッスンになった」。6大会連続のW杯出場を懸けた9月からのアジア最終予選を前に課題が浮き彫りになったことが収穫になった試合になりました。


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