五輪の追加競技・・・どうなるの? 「空手編」

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昨日、国際オリンピック委員会2020年東京オリンピックは追加競技として野球、ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンを8月の総会で追加する事を決めると発表。確かに日本は各競技の施設を整っているので、オリンピックで開催できなければもったいないです。

野球、ソフトボールはルールが決まっているのですが他の競技ってどう競い合うのかあまり知られていないと思います。まだ確定では有りませんがもしオリンピック競技になったらどう競技しあうのか調べて見ました。

【空手】
まずは空手には大まかに分けるとフルコンタクト(直接打撃を当てる)、ノンコンタクト(寸止め)が有ります。共通してる事は始めの互いに一礼をし、主審の「勝負始め」で開始します。主審が「やめ」と言ったら即座に中断しなければなりません。

○フルコンタクトでのルール
勝利条件は一本勝ち、技有り2本による合わせ一本勝ち、判定勝ち、相手選手の失格、棄権による勝利になります。試合所間は2〜3分です。

・一本勝ち・・・突き・蹴り・肘打ち等を瞬間的に決め、相手選手を3秒以上ダウンさせるか、戦意を喪失させた時です。

・技有り・・・突き・蹴り・肘打ち等を瞬間的に決め、相手選手が一時的にダウンもしくは、戦意喪失し3秒以内に戦う意思がもどった時、また倒れはしないがバランスを崩した時は技有りになり2本とったら勝利になります。ルールによりますがダウンさせ即座に下段突きを決めたときは、 タイミングによって技有りとします。女子の部は、ヘッドガード(防具)を着用しているため、タイミングよく的確に上段廻し蹴りがヒットした場合は、技ありとします。また、前蹴りが的確に入り尻餅をついた場合も技有りになります。

・判定・・・一本勝ち、失格がない場合は、主審1名(試合進行、反則行為の判定を行う)・ 副審4名(得点と場外の判定を行う)のうち3名以上の審判の判定します。それでも決まらない場合2分間の延長戦を行います。さらにそれでも決まらない場合は体重での判定になります。(軽い方が勝利です)

反則は以下の通りです。
(1)手、肘等(全ての手技)による顔面及び首への攻撃。但し、顔面を牽制することは自由です。
(2)金的への攻撃。
(3)頭突きによる攻撃。
(4)倒れた相手への攻撃。
(5)背後からの攻撃。
(6)掌底押し、正拳押し、つかみ、手掛け、投げ、クリンチ。
(7)技の掛け逃げ。
(8)何度も場外に逃げた場合。
(9)その他、審判が特に反則とみなした場合。
(10)反則には悪質なものを除き注意が与えられます。
減点(−1点)
(1)注意を2回与えられた場合
(2)悪質な反則を行った場合。
(3)審判の判断により、悪質な試合態度とみなされた場合。
失格
(1)減点が2となった場合。
(2)試合中、審判員の指示に従わないとき。
(3)粗暴な振る舞いや悪質な試合態度とみなされた場合。
(4)見合ったままの状態で1分以上経過した場合は戦意喪失として、両選手とも失格となります。
(5)応援態度が悪質で目にあまるときは選手の減点または失格もあり得ます。
(6)出場時刻に遅れたり、出場しない時。
(7)反則により相手選手が試合続行不能になった時。

○ノンコンタクトのルール
ポイント制で、先に8ポイント差をつけたほうが勝者です。
試合時間以内に勝負が決まらなかった場合、試合終了時点で多くのポイントを取っている方の選手が勝者になり、同点の場合は判定にて決定されます。
試合時間は2分(ただし協議委員会が変更することもある)
また、反則行為の累積(忠告→警告→反則注意→反則)により勝負が決まることもあります。

・一本(3ポイント)・・・上段蹴り 、マットへの投げ又は足払いで倒した後の有効技。

・技有り(2ポイント)・・・中段蹴り

・有効(1ポイント)・・・上段、中断の突き、打ち

反則は以下の通りです。
・過度の接触
・腕、足、甲、そけい部、間接に対する攻撃
・平手、貫手による攻撃
・危険な投げ(回転軸が腰より上)
・負傷の誇張
・場外
・無防備
・不活動(約30秒間双方何もしない)※残り10秒では取られない
・逃避(残り10秒で勝っているときに相手から逃げる)※反則注意
・つかみなど(両手で相手をつかむ、つかみが即座でない、クリンチ、レスリング、押す)※片手で蹴りをつかんで片手で相手をつかむのは例外的に有効
・コントロールされてない技
・相手に話す、相手や審判に対する無礼

う〜ん、何気に奥が深いですね。オリンピックでの競技として空手、見てみたいですね!
以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!