体操 内村航平選手が「魔物」を語る

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オリンピックに潜む魔物。誰もがメダル獲得を確信している選手が意外なところでの失敗。そして実況の方も観客も選手もテレビを見ている僕等も口を揃えてこう言う「魔物」がいると・・・。

予兆はアスリートが本番で感じる「いつもと違う」という感じてしまうと術中にハマっているらしい。内村選手はロンドンオリンピックで魔物の餌食となった。団体総合予選の鉄棒とあん馬で落下。銀メダルだった決勝でも再びあん馬で落下し、金メダルを獲得した個人総合も最後の床運動で着地が乱れた。そして、再度あの時の心境を内村選手が振り返り正体を突き止めた。「魔物は自分自身で作り出しているもの。ロンドンの時は体操人生で一番いい演技とか、いい結果を求めていた。そこが普段通りじゃなかった」誰もがメダル獲得は当たり前だと思い、本人は結果を出す為、最高の演技や記録を求めていた為に魔物を作り上げてしまう。19歳の頃、活躍していた自分を振り返り「何も分からないまま、のびのびと演技できた」と語る。

こうして内村選手は魔物の正体が判明しリオに向かう。「リオは何も考えないでやる。経験は相当、してきているんで。完成度が高ければ、体操人生最高の演技ができる」とコメントを出す。そうです内村選手は既に最高の演技ができます。後は本番の自信との勝負です。内村選手以外にも言えることだと思います。実績ある選手達を脅かす「魔物」。皆結果は十分に出せます。良い結果を求めるのではなく良いプレイを求めるのが一番良さそうですね。


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