福士選手、名古屋出場を強行

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リオデジャネイロオリンピック最終先選考会となる名古屋ウィメンズマラソン福士加代子選手はリオオリンピックの出場を強く望んでいる為、体力の消耗が心配されつつも陸連の出場回避を無視して強行。曖昧な陸連の選考基準が、有力なオリンピック選手達に無駄な消耗戦を強いる結果になってしまった。

福士選手は1月に開催した大阪国際女子で優勝を果たしたが陸連は「有力候補」という基準。どうしてもオリンピック出場を目指す福士からすると安心ができる訳もなく、故障のリスクを踏まえた上でウィメンズマラソン出場を決める。

「名古屋に出ることは避けてもらいたい。五輪でメダルを狙う盤石のプロセスをしてもらいたい」と麻場強化委員長は発言するも、福祉選手のコーチを務める永山監督は日本陸連から公式的な働きかけはないとした上で「私たちが日本陸連に何かを言われて出場をやめることはない。出場をやめるとすれば、当日のレース環境などを見て、ワコールとして福士の落選がないと判断した時だけだ」と強行出場への結果となった。

ラソンを走り終えたら絶対の休養が必要になる競技。それを知っている上での陸連の返事。とにもかくにも日本代表を背負っていく実力が十分持っている福士選手の体調が心配です。

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