黒田に“イチロー流激励メール”

月29日のDeNA戦(横浜)で、右手首付近に打球を受けた広島の黒田博樹投手(40)が1日、チーム本体に再合流し甲子園でブルペンに入った。
立ち投げで直球のみ30球。患部に違和感はなかったようで当初の予定通り、4日からのヤクルト3連戦(神宮)での先発が決まった。
米大リーグ・マーリンズイチロー外野手(41)から、粋な激励メッセージが届いたことを明かした。

ヤンキース時代の同僚で、尊敬するイチローからもメールで“注意”を受けた。「『右手を引っ込めるクセを付けとこうか』と」。
先輩の言葉を受け止めると同時に、黒田は持論を語る。「見えていない球に反応するのは難しいけど僕自身、球が見えていれば、そんな危ない所に当てない自信はあるので」。
長年培ってきた闘争心むき出しの投球スタイルで、危機回避のコツも身につけたという。

 負傷降板は「チームに申し訳ない」という。だが、条件反射は磨き上げてきた本能。「手が出なくなったら野球を辞める時」と言い切る。
状態次第では一度、登板間隔をあけるなど可能性が検討されたが、ローテ順変更を固辞。「少しでも(多く)投げられる方がいい。
それがチームのプラスになるのであれば」と、上位進出へフル回転する覚悟だ。

ケガはつきものと言いつつも、ケガしない方がいいですからね。
今後は早い復帰に期待です。