40歳

大相撲の40歳幕内・旭天鵬が引退をかけて、名古屋場所を熱くしています。来場所も幕内に残るためには最低5番は勝つ必要があり、6番勝てれば安全圏。本人は十両陥落が決まれば引退する、と決意を固めていますが、まだまだ、気持ちと体に限界を感じていないのならば、続けて欲しいですよね!
昨年の秋場所で40歳の幕内力士となり「角界のレジェンド」と呼ばれるようになった旭天鵬。幕内残留を決めた場合、各種の記録への夢が広がるそうです。

・幕内在位 名古屋場所で史上2位の99場所。1位は魁皇の107場所。
・高齢幕内 名古屋場所初日で40歳9カ月29日。大潮の40歳9カ月13日を抜いて昭和以降史上3位。九州場所初日で41歳1カ月26日で、能代潟の41歳1カ月19日を抜いて史上最高齢。
・通算出場 名古屋場所前まで1856回で史上2位。1位の大潮の1891回まで、その時点であと35回。九州場所5日目で到達。
・通算勝利 名古屋前まで924勝で5位。4位の北の湖の951勝まであと27勝。

こういった記録を塗り替えられるのはやっぱり長く頑張ってきた人だけだから、気持ちが続くなら、ぜひ記録更新のためにも土俵に上がり続けて欲しいですね。でも、期待を押し付けて無理をさせてしまうのはもっと残念なことだから、本人が決めた意思を尊重して周りは暖かく受け入れてあげたいですよね。