ルールの壁を乗り越えて頑張れ!空手日本代表

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2020年東京五輪の新種目となった空手の強化選手選考会が2日、日本空手道会館で行われ、組手男子84キロ超級に全日本空手道連盟全空連)とは別団体の国際空手道連盟極真会館から高橋佑汰(24)、上田幹雄(21)が参加。ともに2試合を戦い、高橋が0−7、0−5、上田が0−6、0−8と1ポイントも取れずに連敗。ルールの壁を突きつけられたが、空手界にとって歴史的な一歩が刻まれた。

 極真の全日本2位の高橋は、ほぼぶっつけでこの日の初実戦に挑んだ。「大変勉強になりました。極真とは距離感、タイミングが全く違う。完敗です」と、唇を噛みしめた。上田も「見ての通り惨敗です」。一撃必殺を理念とする極真と、寸止めでポイント制の五輪の空手では距離感、技の出し方にも大きな違いがあり、戸惑いもあった様子だった。

 今後2人は五輪を目指し、今年度は強化育成選手として、全空連の強化合宿に参加する。高橋は「極真と全空連の技を融合して、自分だけしかできない組手を目指したい。五輪を目指せるのは光栄なこと。その気持ちは持って頑張りたい」と、今後を見据えた。

 寸止めルールの全日本空手道連盟と、故大山倍達氏が創設したフルコンタクトの極真空手国際空手道連盟極真会館は長らく絶縁状態だったが、15年4月に友好団体として協力する覚書を交わした。全空連が極真の主要団体と手を組むのは64年の創設以来初めてのことで、“歴史的和解”と呼ばれた。

寸止めルールって実際にやってみると難しいですよね。2020年の東京オリンピックで僕の中で一番気になる競技だと思います。

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