テニス 錦織選手が「危なかった」

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＜テニス：ブリスベン国際＞◇４日◇オーストラリア・ブリスベン◇男子シングルス２回戦

　今年のシングルス開幕戦を、世界５位の錦織圭（２７＝日清食品）が逆転勝利で飾った。

　米国期待の若手で、同１０５位のドナルドソン（２０）に、第１セットを奪われながら４−６、６−４、６−３の２時間２３分で勝ったが、最初の２セットは「正直危なかった。負ける可能性も第２セットではあった」というほどのピンチだった。

　第１セット４−０とリードしながら、自分のサービスゲームの第５ゲームで、３本のダブルフォールト。これがきっかけで、一気に６ゲームを連続で失い、第１セットを奪われた。流れは一気に相手に傾き、２０歳という若さに任せて強打を打ち込んでくる。受け身に回った錦織は「集中力が落ちて、消極的になってしまった」。それでも、何とか第２セットを６−４で奪うと、最終セットは完全に立ち直った。

　錦織は今季のシングルス開幕戦で、大会の初戦。相手はすでに予選２試合、本戦１試合を戦っており、失うものは何もない。錦織が公式戦を戦ったのは、昨年の１１月１９日が最後だけに「試合勘を戻すことを、すごく意識してやっている」と、自信と感覚を取り戻している段階だ。

次戦は、同７９位のトンプソン（オーストラリア）と対戦する。両者は初対戦だ。

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした！！