悲報!澤穂希選手の引退宣言

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澤引退は競技上の理由だけか 女性アスリートを取り巻く悩み
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160112-00000010-sasahi-spo

サッカー日本女子代表澤穂希選手(37)が昨年末、引退した。五輪イヤー直前の決断は、純粋に競技上の理由だけだったのか。

 唐突な引退だった。

「心と体が一致してトップレベルで戦うことが難しくなっていると感じた。冬になると体が痛くなったり、若い頃より回復が遅くなったり。いつもなら足が出るところで出なくなった」

 昨年12月17日。声を詰まらせ、こう語った澤選手。4カ月前の8月には、J1仙台スタッフの辻上裕章さん(39)と結婚し、所属するINAC神戸の本拠地・神戸市と「遠距離婚」をした上で「リオ五輪を目指す」と現役続行を明言していた。

 5年前の女子ワールドカップなでしこジャパンは、決勝で米国に2度追いついて、最後はPK戦の末優勝し、澤選手はアジア人初の世界年間女子最優秀選手にも選ばれた。しかし、翌年のロンドン五輪では銀メダルと惜敗。今年のリオ五輪へのこだわりは誰よりも強かったはずだ。

 元なでしこメンバーで現在は解説者や指導者として活躍する川上直子さん(38)は、「体との付き合い方を変えれば体力的には何とかなるかもしれないので、リオでの澤選手を見たいとは思う」と残念がりつつ、理解を示す。

「一年一年はとても長い。若い頃のように競技のことしか頭にないわけではなくなるので、精神的に続けることが難しくなる」

 澤選手は引退会見で「結婚は関係ない」と話したが、引退後は夫のいる仙台に引っ越すという。心のどこかに、競技以外の“気になること”ができたとしても不自然ではないだろう。

 選手寿命が延びているのは男女共通だが、出産が人生の選択肢にある女性にとって、引退の決断はより難しくなる。

日本サッカー協会には、なでしこの選手が代表合宿や遠征にベビーシッターを同行させる費用を負担する制度がある。しかし、大半を過ごす所属チームではそこまで充実した制度はなく、しかも練習が始まるのは、家族が家にそろい始める夕方がほとんど。

「集団競技であり、練習時間はみんなと合わせる必要がある。家庭と両立するのは大変なこと」(前出の川上さん)

 出産後の復帰はさらにハードルが高い。出産後に五輪メダルを獲得したのは、柔道の谷亮子さん(40)、バレーボールの大友愛さん(33)ら4人だけ。周囲のサポート体制は、多くの競技でまだまだ未整備だ。

AERA  2016年1月18日号より抜粋


今まで「なでしこJAPAN」の顔と言っても過言でもない澤穂希選手の唐突な引退。ですが上記に記されている通り、年齢的に難しい気持、リオに対する気持ち、結婚、出産に対する思い。色んな思いがあっての宣言だと思います。ですが彼女の活躍はまだ続くと思います。メディアとしての活躍もあるかも知れませんが、是非マウンドに立って「未来のなでしこ」達をを引っ張っていく存在としての活躍を願います。これからも頑張って下さい!澤穂希さん!!

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!