國學院久我山の逆転の発想

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「制約があるからアイディアと工夫が生まれる」、初4強・國學院久我山の逆転の発想
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ichiroozawa/20160106-00053139/

1月5日に行われた第94回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝で昨年度準優勝校の前橋育英(群馬)を1−0で破り、初のベスト4入りを果たした國學院久我山(東京A)。
「文武両道」や「華麗なパスサッカー」といった謳い文句で近年は注目度と存在感を高めながら一歩ずつ強豪校への階段を登っている國學院久我山だが、4強に残った星稜(石川)、東福岡(福岡)、青森山田(青森)のようなJユースに引けをとらない全国トップレベルの高校と比較すると選手層や練習環境の面で大きなハンディキャップを持つ。

■強豪校らしからぬ恵まれない環境と厳しい制約
例えば、國學院久我山の練習環境は「並の高校サッカー部以下」と言っても大袈裟ではないほどに恵まれていない。
野球部と半面を分け合う人工芝のグラウンドはサッカーのフルコートが取れない狭さで、今年度初の200人超えとなった大所帯のサッカー部(208人)が一斉に練習を始めた時には「すし詰め状態」という表現がぴったりなほどに一寸の余地もなくなる。
当然、授業後の平日のトレーニングにおいては紅白戦、戦術練習はおろか、5対5のようなポゼッション練習もできない。

サッカー部はスポーツ推薦対象クラブの一つであるため、セレクションを実施した上で有望な選手を推薦入学で獲っている。
しかし、評定平均の基準が高いため毎年のようにスタッフが欲しいと考える選手を獲れない事態が起こる。
しかも、推薦で獲れる選手の数も一桁に抑えられている現状だが、こうした学校側からの様々な制約について李済華(リ・ジェファ)総監督は次のように話す。
「制約があるからアイディアと工夫が生まれるんです。制約があることで創造性も出てくる。逆に、制約のないところで創造性は出てこないと思いますよ」
まさに逆転の発想だ。

今ある環境を認めて、その上で努力し最大限のベストを尽くすという事でしょうか。
スポーツマンとして素晴らしいですよね(^^)
今後の大会の行方に注目です!

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!