世界一危険な格闘技が日本に?

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27日にミャンマーの伝統格闘技「ラウェイ」の大会が東京・後楽園ホールで開催される。手掛けるのは9月までプロレス団体「ゼロワン」を運営していたファースト・オン・ステージの中村祥之代表(50)。「世界一危険な格闘技」を日本に本格進出させる狙いとは――。

  中村氏がラウェイと出合ったのは2月。ミャンマー初となるプロレスイベントを開催した際だった。「昔見たプロレスに雰囲気が似ていた。これを日本でできないかと春先から交渉していました」と経緯を説明した。

 ラウェイは1000年の歴史を持つミャンマーの国技で、競技人口は約1000人。素手にバンデージを巻いただけでパンチ、頭突き、ヒジ攻撃、投げが認められる危険極まりない格闘技だ。同国が民主化を進めたことが追い風となり、世界に知られるようになった。中村氏は8月に外国人初となるプロモーターライセンスを取得したという。

「これまで(格闘技界では)日本が中心になってK―1やPRIDEというコンテンツを作り出してきた。日本でラウェイの大会を開くことで、世界に発信しやすくなる。将来は米国とかでやりたいですね」

 今大会にはミャンマーから16〜26歳のトップ勢が参戦。全6試合が組まれた。注目は無差別級王者で“ミャンマーの英雄”と呼ばれるトゥン・トゥン・ミン(24)。大会の模様は「MNTV」と「スカイネットTV」の2局が現地で放送し、来年は日本で6回の大会を予定している。中村氏は「バイオレンスではないですし、金曜夜8時のプロレスにワクワクしていた世代に、同じような気持ちで見ていただけるコンテンツ」と大会の成功に自信をのぞかせていた。

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